チョロン Cholon
チョロンはサイゴンの中国人地区で、18世紀の後半に、中国系のホア族(華族)の商人たちによって開かれました。現在ではベトナムにおける最大の華人コミュニティが形成されています。正にリトル・チャイナの名がふさわしく、中国語標記の通りや、賑やかな市場、レストラン、薬局、寺院、エキゾチックなお店などがひしめく迷路です。
ぜひ訪れてみたいのはビンタイマーケットで、あらゆるものが売られている魅力的な市場です。その他必見なのは、海の女神を祀ったティエンハウ寺院などが見どころです。チョロンへは、サイゴンスターバスで、ユイン・トアイHuynh Thoai 下車です。
クチトンネル Cu Chi Tunnels
クチトンネルは、1940年代にフランス軍との戦いのため、さらにはその後アメリカとの戦争時、ベトナム人によって掘り進められた地下トンネルです。250kmにも及ぶ、灯りのない地下通路網、秘密の避難場所に続く仕掛けドア、川とトンネルが、カンボジアとの国境まで続いているのです。生活スペース、病院、井戸、台所まで作られた、驚くべき地下都市です。トンネルは、敵に対し奇襲をかけるのに、戦略上非常に有効でした。襲われた敵は、ベトナム兵がまるで空中に消えたかのように感じたものです。現在では観光地として人気で、多くのトンネルが観光客向けに拡張され、この地下通路網を這い進むことができるようになっています。
メコンデルタ Mekong Delta
メコンデルタは、メコン川により形作られた、広大な水路ネットワークです。メコン川は、流域の水田、畑、果樹園用に灌漑され、主要な水上交通路でもあります。住居を兼ねた小型船や高床式の住宅、サンパン(木造の小型船)で生活する人々の小さな集落が点在しています。また、菜園や魚の養殖なども行われています。
川を自在に動き回るのは商人たちのボートで、水上マーケットが開かれています。ここでは、商品は竹の柱に掲げて売られていて、売買はボート越しに行われます。観光客も旅行業者に申し込みボートでの旅をすることができますが、雨季は水位が高いため、ボートに乗るには不向きです。
戦争証跡博物館 War Remnants Museum
ベトナム戦争時、ベトナム国民に大きな苦痛を与えた、近代戦争の恐怖がここ戦争証跡博物館に展示されています。館内には、軍事用機械、兵器、装備、そして枯葉剤、ナパーム弾、その他大量破壊兵器がもたらした恐ろしい被害の写真などが展示されています。戦車、飛行機、ヘリコプター、爆弾なども館内の庭に展示されています。